昔は良かったという言葉は、昔が今だった時を見てないと言えない気がする

それでもやっぱり「昔のアニメはよかった」と考えない理由。 - Something Orange

これを読んだら、なんとなく自分もその手の話がしたくなって書いてみた。
そしたら上で書いていることを分かりづらく書いただけの記事になりました。何を書きたかったんだろう自分は。絶望絶望。
そして小説は進まない。絶絶望望。


去年からアニメを見始めてほぼ一年経つ。
その間に新しいアニメをある程度、古いアニメを少し見たけど、結局のところ良いものは良いし、悪いものは悪いとしかいいようがなかった。
新しいアニメの方が優れているという気はしない。地方なりに見れるだけの新番をチェックしても、最後まで見る気になるものは二割くらいしかない。
でも、昔のアニメが今より優れているとも思わない。たしかに良いものもあった*1けど、昔のアニメの良さと、今のアニメの良さのエッセンスは、比較できるものとも思えない。*2
結局、あらゆる娯楽に共通することは、『いまそれをやるor見るor読むことが面白い』を追い続けているという事。
そしてその『いま』に触れておとなもこどもも*3育つのだから、それで良いんだろう。
だからリアルタイムでガンダムを見て面白かったという人が、ダブルオーを見てつまらなかったというのはある意味良いことだと思う。対象年齢というものが機能している証拠なのだから。
そしてリアルタイムでガンダムを見て面白かったという人が、今あらためて見て面白かったというのも、ある意味当然だと思う。自分にとってそれが面白かったという記憶が、そこにあるんだし。
どのみち変化を止めたジャンルは、衰退していくしかない。そして変化し続ける限り、いつかはその袋小路で、新しいジャンルの養分となる運命なのだ。
自分が楽しいと思えるかぎり、その変化についていけば良いんだと思うよ。たぶん。
とりあえず自分は、今とか昔とか関係なくすごい良く出来ている作品より掛け算を足し算で解こうとしちゃった様な作品の方が好きです。やって出来なかった子は可愛いなあ。やって出来ちゃった子は俺の嫁*4

*1:ガンバの冒険は走るSEの気持ち良さだけでご飯3杯いけるよ!

*2:昔と今の最大の差は速度と快適性で、この二つが娯楽というものにどれほどの影響を与えているかという話もしたいんだけど、それはまた今度

*3:ついおねーさんもって付けたくなる人はたぶんともだち

*4:スターウォーズはIV・V・VIの方がI・II・IIIよりも超魅力的。個人の想像or創造力が、時に20年という時間をかけて培われる技術を軽々と超えてみせる。その姿に憧れるから、自分は今、書きたいこともないままに小説を書こうと四苦八苦してるんだろうなあ。